ドイツで生活 思いやり・協調性について

結婚相手に求めるもの第一位「思いやり」

日本のネット記事で読んだ20代~30代の女性が結婚相手に求めるもの第一位は
意外にも経済力よりも「思いやり」でした。

参照サイト PRTIMES

結婚生活が長くなるにつれ、
ほんとにそう感じます。

ドイツ語にすると
「Mitgefühl」
になるんでしょうか。

 

ドイツで思いやりが見あたらない!?

でもこの国には思いやりって言葉がないんじゃないの!
と思ってしまうこと、
残念ながら多々あります。

フランス語ができる友達は、
フランス語にはしっくりくる言葉が見つからない・・・
と言っていました。

ドイツは個人主義社会なので、
夫婦とはいえ個々の人間、
といった感がすごくあるんじゃないでしょうか。

日本人夫婦が支え合って人という字になっているなら、
ドイツ人夫婦は屋根は同じだけど別々の柱である、
っていう表現が私にはしっくりきます。

旦那がだらしない恰好をしていても本人の責任で、
みんな「あそこの奥さん、なにやってるのかしら?」
とはあまり思わないし、
お金もそれぞれが自分で稼ぐのが当たり前、
自分のことは自分でやる、
といった感じです。

こういう背景のため、
旦那様がドイツ人の日本人のお友達からも旦那さんが「思いやり」が足りない、
という愚痴をよく聞きます。
我が家もしかりです。

もちろん人にもよりますが相手の立場に立って、
とか相手のことを考えて行動に移す、
というのがどうやら苦手なように思うのです。

例えばいつ見ても腹立たしいのですが、
中央駅の人でごった返しのホームの、
下りる階段のすぐ手前に立っている大勢の人たち!
何度も目撃しましたが邪魔になるってなぜわからないのでしょうか??

 

なくして気づく思いやりの大切さ

私が憧れるのは
「あ、うんの呼吸」。
とても日本的なのは重々承知ですが、
長く一緒にいることで培われた言わなくてもわかってもらえる心地よさってあると思います。

私は大学時代体育会系のサークルに所属していて、
挨拶をはじめ厳しいルールがたくさんあり、
たくさん泣いたし、
何度もやめようと思いましたがなんとか最後まで続けることができました。

社会人になってその辛い経験が花開きました。
集団行動、縦社会に慣れていて、
その中では思いやりと協調性が大切になってくるので
上司にかわいがってもらえることが多かったです。

家庭だけでなく、
職場でも、
公共の場でも、
「思いやり」
はホントに大事ですね。

画像 People vector created by rawpixel.com – www.freepik.com

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