ドイツの郵便・宅配便(DHL)事情

 

日本からドイツへの荷物発送は頻繁に問題発生

 

なるべく安い方法で、
ということで通常日本からドイツへの商品の配送は日本郵便(SAL便)
– DHLを利用しています。

日本郵便のサイトで検索すると
ドイツまでのお届け日数は2週間前後となっていますが、
その都度差異が大きく、
通関も含めると3週間から1か月はかかります。

日本からドイツに到着するまではだいたいいつもスムーズなのですが、
ドイツに到着してからがいばらの道だったりします。

頻繁に問題が発生するためいつも一番心配なのは
日本からの荷物が無事手元に届くかどうかです。
自分の子供が遠足から無事に帰ってくるまで
落ち着かないような感じで、
毎回胃が痛いです。

荷物が日本を出発してから
過干渉なくらいに毎日ネットで荷物の追跡をして、
いつもより時間がかかったり、
不審な点があればすぐにDHLに連絡して確認を取ります。

私の兄は反対に海外からの商品を日本で販売していて、
ヨーロッパからの荷物は私が兄に発送しているのですが、
こちらも今までいろいろとトラブルがあり、
日本で当たり前のことが当たり前でない世界に何度兄の口から
「日本じゃありえない!」
という言葉が出たことでしょう。
なかなかドイツ事情を理解してもらうのが難しく、
改めて日本とドイツのサービス事情の違いをひしひしと感じています。
また日本とドイツ、
両方のさまざまな事情や感覚を理解できているということが
ビジネスにおいても大きなメリットになる、
ということも実感しています。

 

 

どんな問題かというと・・・

 

今まで起きた問題を羅列してみると、

・自宅にいたのに近所の人に荷物を渡してしまう

・自宅にいたのに不在届けが入っていて荷物を郵便局やパケットショップに引き取りにいかなくてはいけない。

・不在届もなく荷物が近所の人、あるいはパケットショップにある

・日本行きの荷物がアメリカに行ってしまう

・荷物が一度紛失。追跡調査依頼後かなり時間がたってからやっと届く

・普通配送が請求書にはプレミアム配送になっていて請求金額が多くなってしまっている

・日本からの荷物が居住地の税関に行くべきところ、
全く違う街に行ってしまい、
あやうく日本に戻されてしまいそうになる

・正しく住所が書いてあるのに宛先不明で荷物が日本に戻りそうになる
(DHLに電話をしてなんとかくいとめました)

・追加料金を払い(補償のため)
郵便書留で荷物をお客様に送ったところ紛失してしまい、
Deutsche Postに弁償を依頼したところ、
Einschreiben Einwurf (受取人の郵便受けに入れるまで追跡可能、20ユーロ+郵便代補償)
で送ったにもかかわらず、
弁償できないとの返事。
再度連絡を取って弁償してもらう
(今まで3回ほどありました)。

・有料荷物引き取り
荷物が大きくて重いため、
有料で自宅から引き取ってもらうサービスを利用してみたのですが、
翌日にピックアップしてもらえるはずが
(しかも通常料金だと一日中家でまっていなくてはいけいない!)、
結局1週間もかかってしまいました。
配送担当者は荷物が大きくて乗せられないので夕方来る(来ない)、
明日来る(来ない)、を繰り返し、
DHLに入れた苦情の電話やメール(3回)
により引き取り料金が3回分請求されてしまい、
それを取り消してもらうのに状況がなかなか理解してもらえず
さらに何度もメールしなければならなかった、
というおまけつきでした。

 

最後にはピックアップしてもらうまでの
1週間に何が起きたのかを
時系列でこれでもかというくらい事細かに
説明して納得してもらいました。
ここまでくるとなにがなんでも絶対に返金してもらうぞっ!
という負けず嫌いな気持ちが
バンバン膨らんでしまうんですよね・・・。
本当は勝ち負けじゃないんだろうと思いますが、
担当者から「返金します。」
というセリフが引き出せて
「よし、勝ったぞ!」
と思ってしまう自分がいます
(もちろんドイツ人は
「申し訳ございません。」
とは残念ながら言わないのでそこはいつも歯がゆいですが)。

 

もちろん配送担当者によるのでしょうが
それからはこのサービスを利用せず、
自分でパケットショップにがんばって荷物を運んでいます。

 

ざっと挙げただけでもこれだけあります。
ネットで検索してみるとDHLに対する苦情は山のように出てきます。

みんな辛抱しているんだなあ、
と思うと怒りも少しは収まってきます。

ある日自転車で走っていると
前を走っているいたって普通のドイツ人の若者が
DHLの配送車を見つけたとたん唾を吐きかけたのでびっくりしたのですが、
きっとDHLとトラブルがあって怒り心頭なんだろうなあ、
とすぐに理解してしまいました。

 

ドイツでは間違いやケアレスミス的なものが頻繁に発生するので、
それをいちいち軌道修正する必要性が多々あります。
そのことに時間を取られてしまうことが
いらいらの発生源であったりもするのですが、
もうあきらめの境地&一筋縄ではいかない
ことに慣れてしまっている自分がいたりもします。

 

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