ドイツで起業してから その① ~さあ自営業スタート!~

初月の実績は

予定より半月遅く商品が販売可能な状況になり、最初は試運転として十数種類、50個ほどの商品をアマゾン、ebay、自分のオンラインショップで売り始めました。

内容はおもちゃ、プラモデル、文房具、キッチン用品などで金額もそれほど高くないものでした(ちなみに15-50ユーロが衝動買いの範疇で、価格設定はこの範囲で、と言われています)。

初月の売り上げは400ユーロ強。

このお仕事は初期投資が少なくても始められるのが魅力ですね。
起業した際に購入したのは商品撮影に必要な照明セットぐらいでしたし、少ない資本からのスタートで購入と販売を繰り返し、本当に少しずつ売上額を増やしては商品の購入数も増加させていきました。
仕事の流れをつかみ、慣れていくためにも小規模から始めたのはいいことでした。
商品購入に重点を置いていたのもあって2018年まではまだ赤字でしたが、2019年には黒字経営になりました。

まずは注文を全て管理するソフトウェア、JTLを使いこなすのが一番の課題でした。
これに関してはIT関連の仕事をしている夫にかなり助けられましたが、結局使うのは自分なので慣れていくしかなかったです。

 

お客様の評価が大きな励みに

Amazonはほとんどの商品をAmazonの倉庫に送り、管理・配送・お客様との連絡もAmazonが行うのもあってなかなか評価がもらえませんが、ebayはスタートから3か月で確か20件ぐらいの好評価をもらえたのでそれがすごく励みになりました。
オンライン販売では直接お客様の顔が見えないのが寂しいところなのでことさら嬉しかったです。

 

いつでも・どこでもジャパニーズサービスを

ドイツでも日本的サービスを提供できるよう心掛けていて、当たり前のことなのですが商品を翌日には発送するようにし、質問等にも当日中に答えるようにするなど、迅速・確実・丁寧なサービスに努めています。
どんなお仕事でもこつこつと努力して信頼を得るのが大切だとつくづく感じています。

新幹線が秒単位できっちり定刻に到着する日本と違って(ドイツ人に話すと感動します)、ドイツでは予定通りに行かないことがしょっちゅう起こり、荷物の発送もしかりでよく遅れます。

日本人の私はちょっと頑張ればドイツではかなり評価してもらえるのでほんと得していると思います。

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