ドイツで起業するまで その④ ~起業のための TO DO LIST 22~

 

以下、私が行った起業に必要な主な手続きです。
リスティングしていつも進捗状況をチェックしていました。
ドイツでのこと、もちろん予定通りには進みませんでしたが!

本格的な準備は9月から始めて、起業は11月中旬となりました。

 

 

Einzelunternehmerとして起業するのに必要な手続き

 

1.企業名を決める

 

ドメイン名として既に登録されていないかチェック

 

 

2.会社用銀行口座の開設

 

日本のパスポートで本人確認をするのに時間がかかってしまった。
またパスポートの署名は日本語だったのでアルファベットに変更する必要もあった

 

 

3.税理士

 

私の場合は経費削減のため月締めは以前夫も自営業者で
その時にお願いしていた会計アシスタントをしている女性
(Buchhaltungsfachfrau)を紹介してもらって依頼。

現在は彼女が引退することになったので、
Eコマースに特化していて、データがデジタル化&自動化されている経理会社に依頼。
税理士(Steuerberater)はなんだかんだ言って直接会えた方が良く、
地元の人を探すよう起業アドバイザーに言われたので、
ネットで家から近く、
かつEコマースを専門としている税理士を探しました。

 

 

4.Steuernummer & Ust-IdNr.(納税者番号とVAT ID番号)の取得

 

所轄の税務署に行き申請。
ドイツのお役所であまりいい経験はありませんが、
税金を払うための手続きをする人間には優しかったです(笑)。

記入方法がわからない箇所も親切に教えてくれ、
急ぎで税番号がほしい旨お願いすると協力的でした。

 

 

5.Gewerbeanmeldung(事業登録)

 

この手続きが一番大事だと思うのですが、
一番簡単だったかも。

Gewerbeamtに行けば即日登録終了です。
事業内容はかなり詳しく聞かれ、
担当者がその場で入力していました。

驚いたのは待合室にいたのがほぼ外国人だったということです。

 

 

6.Haftungspflichtversicherung(賠償責任保険)

 

販売業をする際には必ず入っておくべき、
ということで起業アドバイザーに紹介してもらった
保険ブローカーの方に保険会社を紹介してもらいました。

記入する内容が多岐にわたっていて大変でした!

 

 

7.Krankenkassen (健康保険)

 

会社員から自営業者用へ変更。
収入が少ない場合は家族扶養にすることもできる。
私が加入している保険会社は月収450ユーロまでは家族扶養になれます。
失業保険を受給している間は労働局が保険料を支払ってくれますが、
起業支援金を受給している間は300ユーロ多く受給して保険料を自分で払うことになります。

 

 

8.商標登録 (Markenschutz)

 

ドイツのみとヨーロッパ全体がある。
金額は基本それぞれ300ユーロと850ユーロ。
会社名や商品名、それに付随するロゴなどの登録。

 

「Deutsches Patent- und Markenamt」のサイト

 

「EUIPO」のサイト

 

 

9.AGB, Impressum, Wiederrufrechtsの作成

 

オンラインショップ及び各マーケットプレイスで必要。

弁護士に依頼するか、内容をある程度確認できるサイトがある。

私の場合夫がホームページを作る仕事もしているので、
弁護士にはお願いせず、
夫がそのサイトで内容を確認しつつ作成してくれました。
Datenschutzについてもジェネレーターのサイトがありますが保証はできないので、
心配な場合は弁護士に頼んだ方がいいと思います。

 

 

10.弁護士

 

弁護士保険に入る、
毎月一定の料金を払い顧問弁護士をお願いする、
必要になったらお願いする、
など選択肢はいくつかあると思います。

 

 

11.Arbeitslosenversicherung、Rentenversicherung

 

必要であれば。
必ずしも入らなければいけないわけではないので個人の判断で。
起業アドバイザーによると年金は40年以上支払わないと意味がないそうです。

 

 

12.事務所を借りたい場合

 

一部屋だけでいいなら弁護士等の事務所の一室を借りると安いそう。
30平方メートルぐらいで十分な大きさ。

 

 

オンライン販売に必要な手続き

 

13.オンラインショップ作成

 

ITやウェブデザインの仕事をしている夫に依頼。Shopwareを使って作成しています。

 

「Shopware」のサイト

 

 

14.オンライン販売を管理するソフトウェアの購入及び設定

 

いくつか見てみましたが、
使い方や内容が複雑だったりするものもあったので、
シンプルでわかりやすいJTL- Softwareを選びました。

サポートもしっかりしていて
メールで質問すれば通常次の日には返信が来ます
(契約では3日後までに返信となっていますが)。

 

「JTL」のサイト

 

 

15.商品検索、購入

 

兄のインストラクションに従って、
商品の価格変動、
販売数を自動で追跡してくれるツールを導入し、
購入すべき商品を検索。

様々なマーケットプレイス、
ネット問屋、
専門ネットショップなどで購入。

 

 

16.各マーケットプレイスへの登録

 

アマゾン、ebayなど。
ドイツ人セラーのyoutuberが登録の仕方を詳しく説明してくれていてすごく分かりやすかったです。

 

 

17.オンライン販売についての勉強

 

諸先輩方のサイトや、
セラーのyoutube、
書籍などで。
日本語、ドイツ語両方で。

 

 

18.フライヤー(ちらし)の作成

 

初刷はデザイン、レイアウト、印刷とも
ネットの無料デザインサイトを使ってすべて自前で作成しましたが、

第二刷は自営業の先輩にダメ出しをしてもらってデザイン、
レイアウトとも新しくし、
印刷は専門業者に依頼しました。

それだけでもだいぶクオリティアップしました。

 

flyeralarmのサイト

 

日本食レストランやアジアスーパーなどを回ってフライヤーを置いていただけるようお願いしました。
お店の反応が様々でなかなか面白かったですし、
いろんな意味で勉強になりました。

 

 

19.フェイスブックやインスタグラム等での宣伝

 

新しい商品を販売する時は必ず投稿して、
オンラインショップに誘導できるようにしています。

将来的にはビジネス契約するようにしたいと考えています。

 

 

20.有料での宣伝、広告掲載

 

まだ予算不足であまり実行できていませんが、
もっとSEO対策に力を入れていきたいと思っています。

Google Adwordsはクリスマスシーズン前後に使ってみています。
2年使ってみましたが、残念ながらそれほど効果は出ませんでした。

ベストなのはSEO関連の本を一冊買って勉強し、
SEO対策ソフトを購入して(200ユーロ強ぐらいで買えるようです)
自分のオンラインショップの内容を少しずつ改良していくことのようです。
なるべく早く実行したいところです。

また将来的にはフェイスブックとインスタグラムで直接販売できるといいなと思っています。

 

 

21.ドイツ・アマゾンFBA販売についての本を購入(ドイツ語)

 

日本語での情報が乏しいので、
基本的なことを勉強するため購入しました。

 

 

22.転送会社(輸出代行)を探す

 

最初は兄に商品を転送してもらっていましたが、
扱い商品数も増えてきたので、
転送会社も利用しています。

5社ぐらいに見積といくつかの質問を送り、
返信が早くて条件に合い、
リーズナブルな会社を選びました。

 

やはり準備期間が一番大変でストレスフルな毎日でした・・・。

ドイツ語の書類と格闘しているといやになってしまう日もありましたが、
友だちがアドバイスしてくれた
「今日はこの1ページだけは読もう。」
と目標を小さく設定してがんばることをいつも思い出し、
どうにかTo Do Listにチェックを入れていくことができたのでした。

 

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