今日はドイツでのお仕事の探し方について書こうと思います。
私がドイツに来た頃には2,3社しかなかった日系の人材派遣会社ですが、
ここ数年でぐっと増えていますね。
また日本からでもビデオチャットを使って面接ができますし、
前よりも日本からドイツへの就職の可能性も増えていると思います。
求人を探す方法として
1.求人広告を見る
2.人材派遣会社に登録する
3.直接企業に履歴書を送る(Initiativbewerbung)
の大きく3つがあります。
1.求人広告を見る
求人広告が掲載されているサイトを紹介します。
デュッセルドルフ日本商工会議所求人ページ
こちらのサイトでは求職者登録をすることもできます。
デュッセルドルフ日本商工会議所求職者登録ページ
AHK 在日ドイツ商工会議所
MixB
ドイツ掲示板 求人サイト
※「MixB」と「ドイツ掲示板」の二つはアルバイトの求人が多いです。
Indeed
Linkdin
※IndeedとLinkdinは日系企業でのお仕事よりもドイツ企業での日本人ポジション募集のほうが多いです。
2.人材派遣会社に登録する
日系の人材派遣会社は日本企業の駐在員事務所が多いデュッセルドルフに集中していますが、
他の都市の求職も扱っています。
JAC Recruitment Germany ジェイ エイ シー リクルートメント
Fischer HRM フィッシャー(日本デスク)
Career Connections GmbH キャリアコネクションズ
Career Management キャリアマネージメント
ADENI
PSE Personal Service Experts GmbH
Kienbaum Executive Consultants GmbH キーンバウム
3.直接企業に履歴書を送る(Initiativbewerbung)
多くの日系企業が日本商工会議所の会員となっているので、
会員企業リストを見て自分が興味がある企業があるか検索してみます。
デュッセルドルフ日本商工会議所 会員企業リスト
以上の3つを同時進行で行っていきます。
各サイトの求人広告に目を光らせ、
人材派遣会社にはすべて登録しておけば、
自分に合ったお仕事の求職があればお声が掛かります。
また専門職の方、
具体的に興味がある企業、
就職したい企業があれば
直接履歴書を送って熱意を伝えてみるのもよいと思います。
ドイツでは即戦力が必要とされているので、
就労経験がない方が就職するのは正直難しいです。
ですが、まずはワーキングホリデーを使って短期で働いてみるのもいいですし、
新卒でも雇用してくれるポジションがもしかしたらあるかもしれないので、
日本から就職活動をしてみて、
どうしてもドイツで就職したい熱意を伝えてみるのもいいかもしれません。
日本人駐在員の妻の就労
最後にご参考までに日本人駐在員の妻の就労について。
せっかくドイツに来たのだから働いてみたい!
と思う方もいらっしゃると思います。
以前は就労できないことになっていましたが、
滞在許可法第27条5項の2013年10月の改正により、
家族用滞在許可(配偶者)を与えられるもの若しくはそれを既に持つものには如何なる、
つまり自営業も含む就業が認めらるようになりました。
滞在許可法は連邦法なので、
ドイツ全土で適用されます。
また本規定については、
形式上現存の滞在証に「就業は外人局の要認可」や、
「就業禁止」と記載されていてもそのまま法定にて適用されます。
私が人材派遣会社に勤務していた時に実際に日本人駐在員の奥様で派遣で就労されていた方がいらっしゃいましたし、
就職活動をされている方もいました。
派遣や短期の契約で働ける可能性もあるので、
ドイツで働いてみたい方はぜひチャレンジされてみてはと思います。