今日のドイツ語のことわざは前回に引き続き動物を使った表現です。
Ein Spatz in der Hand ist besser als die Taube auf dem Dach.
直訳:手の中の雀は屋根の上の鳩よりも良い。
→遠くの良いものより近くの劣ったもののほうががいい。
高嶺の花を狙うより、自分の身の丈に合った相手を選ぶ方がいい、
あるいは大金持ちを夢見るより、今のつつましくも暖かい家庭を大切にするべきだ、
といったところでしょうか。
Wenn der Reiter nichts taugt, ist das Pferd schuld.
直訳:騎手の役立たずは馬の責任。
→責任転嫁。
自分がミスをしておいて、
「この機械、チョー使えな~い。」
とか、
「ちょっと○○さん、しっかりしてくださいよお。」
と人のせいにしたりする人、
いつの時代にもいますよね・・・。
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